『たき火を前にあぐらで座り、仲間とウイスキーを飲むためのイス』

そんな発想から始まり、仲間とともに試作と改良を楽しみながら繰り返し、ようやく完成しました。こだわったのは、２つのスタイルそれぞれの座り心地とクリ材の質感です。

背もたれスタイルは思いきって、背の角度を作業に適したものにしました。腰をしっかりと安定させることができますし、ちょっと遠くに手を伸ばす際には、イスの後脚を浮かせてシーソーのように動くこともできます。これもしっかりとしたつくりのもたらす安定感のたまものです。

あぐらスタイルはとにかく初体験の座り心地になると思います。座面が曲面になるように1本1本削り出してあり絶妙な角度が骨盤を安定させ背筋がのび、股関節が固い方でもあぐらがしやすくなります。そして何より低い視線で楽しむたき火は格別なのです！

さらにURISチェアの一番の特徴として、その座面の低さがあります。よくあるロースタイルチェアの座面高さが約30cmなのに対し、URISチェアでは背もたれスタイルで約16cm、あぐらスタイルで約10cmの低さを実現しました。これにより、ロースタイルキャンプでの作業をより快適に、より楽しく充実させます。

URISチェアは2つのパーツから構成されています。この組み合わせを変えるだけで、収納時の形状からあぐらスタイル、背もたれスタイルへと、わずかな時間で変形させることができます。

収納時は厚さ約7cmに畳めるので、カーキャンプなどで荷台の隙間にすっきりと収納できます。

また、収納形態からパーツを組み替えるだけであっという間に椅子形状に変形させることができます。

収納時→背もたれスタイルへの変形

背もたれスタイル→あぐらスタイルの変形

当社では40年に渡り、家具づくりの本場である飛騨高山にて、国産材、特に地元飛騨の木材を使用した家具や子供向けのおもちゃなどを製作・販売して参りました。その経験を活かし、本当に良いもの、本当に必要なアウトドアギアを作りたいとの思いで開発したのが、このURISチェアです。

URISチェアに使用している木材は、100%飛騨産の栗の木です。栗は湿気に強く木肌に温かみがあります。一見すると華奢な作りですが、丈夫な構造になっており、その温かみのある質感を味わえるようていねいに仕上げました。キャンプギアにはステンレスやナイロン、プラスチックが多いかと思います。ではなぜ木で作る必要があるのか？それはこのイスは木だからこその座り心地と他の素材ではけっして出せない雰囲気があるからです。

また、40年の歴史を持つ飛騨の木工房が作ったアウトドアチェアなので、 しっかりした作りで作業の安定感をもたらします。

(1)カラーバリエーション

ナチュラル（単色） / ツートーン の2パターンでオイル仕上げ！

キャンプサイトの雰囲気に合わせてカラーを選んでください。

(2)サイズ /

（収納時）幅約42cm×奥行き約44cm×高さ約7cm

（背もたれスタイル）幅約42cm×奥行き約42cm×高さ約30cm

（あぐらスタイル）幅約42cm×奥行き約44cm×高さ約12.5cm

(3)使用木材 /飛騨産 栗の木

(4)重量 / 約1.8kg

(5)仕上げ / オイル仕上げ

※完全無垢材なので重さや材の見た目には多少のバラつきがあります

我々の新しい挑戦をぜひ応援してください！